冊子贈呈のセレモニーが午後3時だったために
放射線対策課の課長さんのご厚意により
白河市の除染実施計画について詳しく説明を
お聞きしたり、実際に市内の除染現場に行き
担当の方にお話しを聞いたりできました。
また、一般市民は立ち入り禁止という
白河市の仮置き場にも案内していただきました。
(ここからは、私が聴いたことを
私なりの言葉で書きます。
難しい専門用語は、使い方を間違えると大変なので
青いふくろ…とか、書きます。)
今回、震災後から今までの様々な
対策や対応などの経過をお聴きして
仮置き場を受け入れてくださった旗宿地区の皆様に
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
子どもたちが遊ぶ公園の隅に置かれた
除去したものが入ったブルーの袋がなくなった時
本当にホッとした気持ちになりました。
決して嬉しいことではないのに苦渋の選択として
市民のためにと考えてくださった人がいてくれたから
今の安心があるのだと改めて思いました。
http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/view.rbz?cd=5618
中間貯蔵施設への移動が少しでも早く…と
思います。ここはあくまでも仮の置き場ですから。
国の計画が遅れないようにと祈るばかりです。
http://josen.env.go.jp/soil/interim_storage_facility.html
旗宿地区の皆様の承諾を得てから
道路を広げ山を崩し広大な場所を
確保したそうです。かなり山奥です。
入り口にも途中にも係の方がいて
不法侵入者がないよう徹底的に
管理されていました。
除染した土など入れる袋は
黒と青があり自治体によって選べるそうです。
黒は3年耐久性はあるそうですが
もしものことを考え、白河市の場合
厚みがあり、水も通さないしっかりとした
耐久性の強い青い袋を使用することに
最初の時点で決めたそうです。
また、ここに運ぶ前段階で
除染した木々を粉々にチップにする作業を
しているという場所も通過しました。
木々が芽を出し、袋を突き破ることは
白河ではありえないそうです。
この黒い袋には、汚染されていない
線量のかなり低い普通の土が入っているそうです。
線量の高い青い袋を囲むよう黒い袋を
周囲に並べ更に安全性を確保しているそうです。
高さは倒れてしまわないように
袋4個分とし、さらに黒いシートで
覆っているそうです。
現在は、計画の6割の除染が
完了しているということです。
一つ一つの袋に除染場所や線量など記載され
厳重に保管されていました。
ここに着く前に
「マスクしないで大丈夫ですか?」
「車から降りてもいいのですか?」と
不安になった私に
課長さんは、ここの場所は線量が低く
「ここに運び込み置くまでに
あらゆる方法で対策をしているから
マスクはいらないし普通で大丈夫。
なんなら、線量計で袋の上から
計ってもらってもいいです。」と
言ってくださったのも
現場を見て納得しました。
台風の時もすぐにこの場所の
状況把握が出来るように
徹底しているそうです。
本当はやらなくてもよかったこと。
それでも、安全・安心のために
やらなければならないこと。
この現実の中、一生懸命現場で
作業していた皆様、仕事とはいえ
本当にありがとうございます。
「ママ達にこの現場を見せたい。」
実際に見ることで感じることがたくさんあると
思い、そう話した私に課長さんが
「個人で自由に入ることは出来ないけれど
放射線対策課に申し込んでもらったら
ここを案内することは可能です。」と
言ってくれました。
白河市の現実を知るために
大人だけで見学会やりたいなぁと
強く思いました。
私は、自分の目で見て説明を聞けて
(あくまでも私個人の感想ですが)
よかったと思いました。
課長さんに感謝です。
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