2017年01月08日

プレーカーであそぼう 「火」

一月最初の日には、寒いことも考慮して
たきびは無理だけれど 七輪であたたまって
お餅を焼こうと計画していました。
炭火で餅を焼くってどんな感じか子ども達に体験させたかったし
見せたいなぁと思っていました。
寒くても子どもは「風の子」と呼ばれるくらい
外で遊ぶのが大好きだし必要なこと。

この日は、ぶんちゃにどうしても聞いてみたいことがあって
みんなで部屋の中で質問しました。
その時のやり取りです。



「ぶんちゃ、七輪の火おこしをこの間やろうとしたら
なかなか上手くいかなくてどうしたら良いのかを教えて」
「技を伝授して!」と朝一番にみんなで質問。

「それはいい質問だ」とうなづくぶんちゃの答えをみんなで身を乗り出し聞く。
ぶんちゃが言いました。
「それは、歌だね。」

「うた??」みんなが思わず聞き返す。

ぶんちゃが真剣に「そう、歌!歌わなかったんじゃない?」
??そこにいた15人以上みんな無言。

「歌った?」

ううん。

「それだね!歌わなかったから、火がつかなかったんだよ。」

??訳がわからず大人も子ども達も一瞬シーン。

「燃えろよ燃えろよー炎よ燃えろ八分音符」だよ!

なぜかみんなで「そう言えば歌わなかった!」と真剣に答える。

「それだな。歌わないと!しかも、最後に掛け声かける。
『燃えろよ燃えろよ炎よ燃えろ ヒデキ!!』この『ヒデキ!!』が大事なんだ。
なっ、直太郎八分音符

自信に満ちたぶんちゃの説明に子どもたちは信じた様子。

素直な私も思わず言ってしまいました。「そうだよ、清里では歌ったよ!」

火おこしが始まりました。みんな必死に歌っていました(笑)


こんな楽しいやり取りのあとの子ども達。
ぶんちゃのやることを みんな真剣に見つめています。
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うちわを持つ子も真剣なまなざし。
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楽しそうな歌声が庭に響きました。
この活動は、小学生だけが対象ではありません。
就学前の子ども達は 一緒にお手伝い。
幼児は、大きい子の様子を見ながら真似ようとしています。
赤ちゃんはおんぶや抱っこでその様子を全身で感じます。
これは縦の関係。
親戚の子どもたちがいっぱい集まったような賑やかさ。
年齢によってそれぞれの楽しみ方が出来るってすごいことですね。
遊びながら彼らは学んでいたのだと思います。(もちろん赤ちゃんもね)

そして、ぶんちゃが
「ほら、歌えよ〜♪」と
子ども達にうちわを持たせてあおがせながら
新聞紙は燃えてしまって炭まで火がつかないから
木の枝や松ぼっくりなどを加えるとよいことを
さりげなくやって見せて伝えてる。
これは 斜めの関係なんだって。

子ども達の声が響き
たんぽぽの庭に真っ白い煙がもくもく。
懐かしいようなにおいがしてきて…
これが「五感」を育てるってことなんだなぁと
改めて感じました。体験って大事ですね。

生き生きと火おこしをする笑顔が見えてきます。
こんな光景を見れて私たちは幸せでした。
その場にいたみんなも遠くから眺めてるみんなも
誰もが嬉しそうでした。

七輪が機能したら、ぶんちゃはいつの間にか
すっと場を離れていて男の子たちが何やら楽しそう。
ぶんちゃには また一つ教えてもらいました。
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みんなくっつきすぎ♪
どれだけ仲良しなんでしょう…
見えてないけれど、小さな子もちゃんと
椅子をはんぶんこして 入れてあげていましたよ。
ぎゅうぎゅうくっついて小さな輪。

一月なのにポカポカあたたかい。
穏やかな 迎春 7000.JPG

神奈川県から来てくれた20代のうららちゃんが
七輪のそばでけがなどないように ずっとさりげなく
子ども達を 見守ってくれました。

二歳の子も ウインナーやシイタケやマシュマロを抱えてきた
優しいお姉ちゃん「うららちゃん」を覚えたらしい。

ありがとう…これもまたとってもいい関係。

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子ども達…どの程度になったら餅が食べれるか自ら学んだようです。
これ・・生きていく力だなぁと思います。
福岡の「花の花」さんからいただいたお餅、差し入れに頂いたお餅・・・
みんなで食べたら いつもより何倍も美味しかったね。

部屋の中から眺めてると こんな感じでした。
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つづく…

(この活動はNPO法人日本冒険遊び場づくり協会からの助成金によるものです。
こんな豊かな貴重な体験をさせていただき 心より感謝いたします)


posted by niji at 22:29| Comment(0) | 日記