2017年01月29日

ナースリールームの見学と実践報告

東京家政大学の構内には、幼稚園と保育園がありました。
今回0歳児5名・1、2歳児10名 定員15名という
保育室ナースリールームの室内と庭を
人数限定で見学してきました。
2017_0128_124306-CIMG0454.JPG

2017_0128_124320-CIMG0455.JPG

落ち着いた室内は清潔で五感を使う生活空間に
なっていました。
(NHK教育テレビのすくすく子育てでも
井桁先生とナースリールームがよく登場します。)

画像を数枚だけご紹介します。

こういうさりげない演出で 季節感を
子ども達に伝え一緒に楽しむ あたたかな環境づくりに
胸キュンでした。
空間が生きてるって 感じがしました。
2017_0128_130157-CIMG0502.JPG

入ってすぐのお部屋。。。
子どもをお子ちゃま扱いしない落ち着いた感じが素晴らしい。
部屋の中にも緑。自然な色合い。美しくてため息出ました。

(おもしろいから。楽だから。子どもが喜びそうだから…)
というような大人の勝手な事情じゃなくて
子ども一人一人の興味や関心にどう寄り添っていくかが 伝わってきて
背筋が伸びました。私が信じて学んできたことの実践が
50年息づいてきたここにありました。嬉しかったです。

2017_0128_124413-CIMG0457.JPG


唯一の壁面装飾は、羊毛作品のタペストリー。
この保育室全体で華やかな色はここくらい。
物語が聴こえてきそうで、ワクワクするし
あたたかな手作り感に 思わずみんなが笑顔になりました。
壁面にこれを持ってきたか…
センスがいいなぁ…と しばらく見とれてしまいました。
2017_0128_130338-CIMG0509.JPG


こちらの左側をクリックすると室内外の画像が出てきます。
http://www.tokyo-kasei.ac.jp/nasuri/tabid/74/index.php

子どもがいない土曜日の見学でしたので
自由に写真撮影もさせていただきました。
全国から集まったであろう参加者の皆さんも
歓声やため息の嵐。男の方も結構いました。
皆さん熱心に写真をとったり質問なさっていました。

これから
たんぽぽスタッフみんなで室内環境の写真を見ながら
たんぽぽサロンで取り入れられることは何か?
0歳からの子ども達の遊びが 豊かに展開できるよう
学び合い、工夫していきたいと思います。
置かれた環境の中で 出来ることを
ほんの少しずつ 実践していきたいです。


見学後、子ども達と保育士の実践記録をいくつも
動画【ビデオ】視聴をさせてもらいました。
今見てきた現場で繰り広げられた10年前にもさかのぼる
子ども達の泣いたり笑ったりの記録と
その時の保育士の関わり方、言葉のかけ方に
感心することばかりでした。プロの仕事でした。
ビデオを見ながら学んだのは…

・保育士は、子ども同士のトラブルは、泣いている場面だけを見て
      判断してはいけない。
・保育士は、子どもの話しをよく聴く。
・保育士は、子どものイタズラを楽しんで見る。
・保育士は、こどもが 赤ちゃんへの共感力を持っていると知っている。
・保育士は、赤ちゃんの言葉・子どもの気持ちを代弁する。
・保育士は、トラブルの時には当人だけでなく、
      心配してくれる傍らで心配してくれている
      園児をも 気遣う。などなど…


この「保育士」を「おかあさん」に変えてみよう。
ちょっと意識して子どもの気持ちに寄り添えますように。

この後、ビデオの中に出てきた保育士さんが
質問に応えて こんな風に話していました。

こどもの気持ちを代弁する時には
「急ぎすぎない」ことを意識しています。
こどもが動かない時には
(今、考えているのかも…)
(今、言葉を探しているのかも…)と
先回りをしないようにし 想いを決めつけないように
気をつけています。
こちらが代弁したことに対して こどもが
「違うよ、そうじゃないよ」
「そうそう、そう思ってる」ってどっちも
言えるように、表現できるようにありたいです。



ゆったりと優しい声でにこやかに話す保育士さんに
こちらまで優しい気持ちになりました。
そう…保育士の彼女たちを育てた主任の井桁先生に
丁寧な眼差しが とてもよく似ていました。
私もたくさん学びました。

(大きな声で怒鳴ることでは 人の心は動かないなぁ)
そんな風に思いました。




井桁先生の記事を見つけたので是非どうぞ。
https://millymilly.jp/15456/

この内容を先生は
一枚の写真からたくさん語ってくれました。

今回のシンポジウムでは、資料はなし。
録音も録画も撮影も NG。
自分の目で見て聴いて
必死にメモを取ってきました。

「人生の中で実は一番大事なのが0,1,2」
と、その根拠を専門家としてわかりやすく熱く語る
井桁先生と汐見先生の言葉一つ一つが
胸に響き、勇気づけられました。

忘れたくない…。

0歳児ってほとんどが家庭内保育です。
だからこそ、知っておきたいですね。

それは…また明日。

2017_0128_130746-CIMG0522.JPG
(ナースリールームの庭の花)

posted by niji at 23:25| Comment(0) | 日記