2017年10月12日

学ぶこと

10年以上前のことです。
逢いたくて話しを聴きたくて
行きたかった会がありました。

でも、その日は抜けられない仕事が入っていて
どうしてもそこに行くことは無理そうで
ギリギリまで調整したけれど
会への参加を断念した時がありました。

その時に講師の先生に
「目の前の一組の親子を大事にするという気持ちは尊いものです。
そこから学ぶことの方がたくさんあるでしょう。
その選択をしたことは素晴らしいです。」
と言われたことは忘れられない思い出です。

あの時から、私は、どれだけ学びつづけたことでしょう。
たくさんの親子から学んだことは私の財産です。
外に出なくても本を読むことも学びだと思います。
ネットワークのメーリングリストで情報を得ることも学びでした。
全国のひろばのブログを片っ端から読んだこともありました。
広場の見学もたくさん行き目で学び代表の考えを聴いてきました。
目に見えないけれど一生けん命頑張って学びつづけた
20年以上の経験が今の私を作っています。
繋がるというのはどういうことか…真剣に考え続け…
形ばかりでなく信頼できる関係づくりを大事にしてきたつもりです。

忙しいから…と言い訳せずに学び続け
出来ることから やっていきたいと思い動いてきました。
これからもそうするつもりです。
それを目の前の親子に還元したいという想いは
揺らぐことなどありません。


と…久しぶりに前置きが凄く長くなってしまいましたが
この記事を今日は添付します。


初めて読んだ時に、衝撃を受けてしまい、
スタッフ間では シェアしたものの
なかなか 自分の中では整理できませんでした。
私は、こういうものがいつからできたか知らなかったし
どのくらい普及しているのかも知りませんでした。
考えなければならない宿題をいただいた気持ちです。
現在、使っている方もいるかと思うので
考える機会になれば…と思い切ってここに書くことにします。

「見かけはよくても、、、」

https://ameblo.jp/and-spring/entry-12309341272.html

このブログをシェアした高尾 明子さんが、
9月10日に書かれたものを添付いたします。
  ↓

<追記、再追記あり>
子育て家庭でよく見かけるこの道具....
決して座ってはいけないとは言いませんが、
自分から座らない子をこれに座らせて離乳食を食べさせることには
断固反対します。

ヒトが座るとは
「座骨を座面につけ、骨盤を立て、
背骨をその上に積み上げ、頭の重さを骨で支える」ことです。
そしてこの時、左右の座骨にかかる重さが同じことが望ましいです。
--追記--
椅子に座る時は、足裏全部が水平な面について、
足首、膝、脚のつけ根が直角になっていることも必要です。
足裏で床を押すから、重たい頭を高いところに支えることができます。
----

この道具ではまったく、それができません。
ましてやヒトの初心者である赤ちゃんが
咀嚼や嚥下、姿勢保持ができるわけがありません。
曲がった喉や食道、押しつぶされた胃で楽しく食べられるでしょうか。

大人の方もソファやふとんなどを使ってこの姿勢をとってみてください。
苦しくないですか?
しっかり噛めますか?
飲み込みしやすいですか?

とてもわかりやすく解説されています。
ぜひ読んでください。

昨日、近隣の保育園でこの道具を使って
離乳食を食べさせているという話を聞き、
暗澹とした気持ちになっていました。
「プロ」といわれる方々にも
もっと伝えていかないといけないと思いました。

--追記--
「自分から座らない子」だけでなく、
どの子にも長時間や頻繁な使用には反対します。
例えば、大人が1人しかいない時にお風呂に一緒に入って、
大人が体を拭く間だけとか、どうしても手が離せない時などの使用は
しょうがないと思います。
これに座らせて遊ばせるなどは反対です。
この道具での座り方では腕や手の使い方、
頭や目の使い方がうまくいきません。

.
--再追記--(17/9/11 3:50AM)
でもね、「絶対使っちゃいけない」とは思っていません。
特に「ワンオペ育児」などの場合は、
使わないと返ってお子さんに危険が及ぶこともあるかもしれません。
時と場合に応じて、です。
育児って「0か100か」でやっていると苦しくなると思う。
玉虫色です。
子どもは日々発達・成長していくから運動能力もどんどん変わる、
体調も毎日違う、親の生活だって毎日違う。
昨日と今日は違う。
だから、その時、その時での判断が必要。
でも基本的には使わないでほしいケド。

なお、大きくなって抜け出したりできるようになると、
抜け出す時にこの道具と一緒に倒れて頭部を打撲する事故も
起きる可能性がありそうです。

***********

何度も何度も読み返すうちに
一カ月が過ぎました。
知らなかった…赤ちゃんがこんな風に
辛い姿勢になっていたなんて。
半分に切ってみようと思ったその着眼点に
驚きとともに 知ってよかったという
感謝でいっぱいです。
私ならこんな座り方苦しくて考えられない!
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私の学びはまだまだ続きます。
知ったからには、気づいたからには
そのまま見なかったことにはできません。
変えたいと思います。

赤ちゃんの健やかな育ちを考えて動いていくのが
私達の役割の一つでもあるからです。

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posted by niji at 23:48| Comment(0) | 日記