2017年11月30日

11月の最後の日

今日は、おでかけたんぽぽの日。
あっという間に今日で11月も終わりです。
ママ達とみんなで「早いよね〜」としみじみ話しました。
春から入園の子もいますね。
春から復職のママもいますね。
嬉しかったり不安だったりいろいろな気持ちが
胸に押し寄せてくることと思います。
それは、母親だけでなく子どもにとっても同じ想いだと思います。
な〜んとなく落ち着かなかったり
な〜んとなく甘えんぼになったり
そんな子どもの気持ちを大事に受け止めて
「いいこ いいこ」してゆったりと抱きしめてあげましょうね。

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今日は、私の個人的なことをご報告したいので
この場を借りて書かせてくださいね。

実は、私、本を出版いたしました。
この一軒家のたんぽぽサロンに引っ越した年の初夏、
出版社に「親子遊びを本にしませんか?」と声をかけていただき
私の執筆活動が始まりました。
あれから、時は流れ 3年以上かかって
ようやく 念願の一冊の本が完成しました。
「子育て支援の親子遊び30分プログラム」という本です。
チャイルド本社から 出版しました。

編集会議で決まったのは元気が出るたんぽぽ色の表紙です。
内容は深いのですが さらりと読みやすいです。
絵本のように楽しい雰囲気に仕上げてあります。
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私の誕生日が11月なので、11月に出版したいという想いがあり
夏からの数か月は執筆、編集(出版社にて)、校正と
大変慌ただしく過ごしていました。
何とかギリギリ間に合いました。
11月に全国一斉販売開始です。
アマゾンで購入できます。




白河市の私立幼稚園に8年勤務した私は、
双子の息子たちの出産を機に退職し、子育てに夢中な日々を
過ごしました。家にこもって必死で孤独な子育てでした。

子どもが幼稚園に入園したのを機に、保健師さんに声をかけられて
保健所(現在の県南保健事務所)にて
3歳児対象の遊びの教室を担当することになりました。
その後、乳幼児健診が保健所から白河市保健センターに移行したのを機に
平成8年から 親子対象の月に一回の遊びの教室を担当することになりました。

こどもたちが笑顔になるように親が子育てを楽しく思えるようにと
試行錯誤の中、様々な親子遊びを工夫し展開してきました。
少しでも親と子の「ふれあい」が楽しくなるように…と、
何度もわらべうたの研修会にも参加し学びを深めてきました。
あっという間に今年で21年目になります。
最初に出逢った子達は、もう23歳を過ぎています。

震災直後は…
臨床心理士さんに呼ばれ
少年自然の家に避難していた親子支援にも入り 親子遊びをしました。
3月NPOを立ち上げ、5月たんぽぽサロンを立ち上げ
翌月の6月には、私は臨床心理士さんとリステル猪苗代にも向かっていました。
日本ユニセフの委託を受けて
そこに避難していた親子対象に 親子遊びをしました。
あれから県内各地の在宅の保育士と繋がって
保育士による親子遊び&臨床心理による親ミーティングを開始。
南相馬、伊達など県内を駆け回り、山形にも何度も行きました。
この活動も今年で6年になります。
今年の夏は熊本でも親子遊びをしました。
現在も福島県内での活動は継続しています。

気づけば…たんぽぽサロンも5年間のボランティア活動を経て
委託になって2年目。「子育て支援」というものに関わりはじめてから
25年・・・・わぁ・・・・こんなに長かったのね。

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今回、数十年かけて考えて遊びの数々を組み合わせて実践してきた
親子遊びを30分のプログラムとして 具体的に書きました。
一つ一つの遊びがバラバラな保育士からの一方的な働きかけでなく
親が子どもと向かい合ってふれあいを楽しみながら
心も身体もリラックスし笑顔になれるような「流れ」を見える化し、
保育士、子育て支援者向けの専門書として完成しました。
私の20年間の活動が 形になりました。

何の肩書も所属もない一人の田舎の在宅保育士の私に
このチャンスをくださったことに心から感謝します。
しかも、声をかけてくださったのが、保育士なら誰でも知っている
チャイルド本社。夢のようです。
編集者に繋げてくださった武蔵大学の武田信子教授に心からの感謝です。

そして、20年、私に遊びを任せてくださった保健師さんに感謝です。
ずっとお仕事を共にやってきた成井香苗先生に感謝です。
先生がいてくれたから、県内の親子の元へ親子遊びを届けることが出来ました。
力量がありながら所属を持たない素晴らしい保育士仲間と繋がることも出来ました。
保育士の仲間たちに心から感謝です。
執筆の忙しい時期に支えてくれた
虹の会理事とたんぽぽスタッフのみんなにも本当にお世話になりました。
ずっと私の親子あそびを褒めてくださった作業療法士の岡本先生も
出版をとても喜んでくださって幸せに思います。ありがとうございます。


この本は、単なる手遊びやわらべうたの紹介の本だけではありません。
このような遊びの流れをプログラム化した本は今までなかったとのことで
手に取りやすいようになるべく言葉を簡素化して親しみやすいものにしました。

親が子どもと目を合せ触れ合って遊ぶことで、信頼関係や愛着が育まれることを
目的としています。たくさんの保育に関わる皆様に読んでいただきたいです。

そして、専門家向けの本ですが
実は、子育て当事者も十分に楽しめる内容になっています。
歌と遊び方と楽譜をつけました。
白河でもわかば保育園などで親子遊びを体験した皆さんは知っている
わらべうた遊びも多く とても懐かしいと思います。

遊び方を伝える可愛らしいイラストを4人のイラストレーターさんに描いていただきました。
(表紙のイラストも含めると5人のイラストレーターさんがこの本に関わってくださいました。)
お家で子どもと数分あればママが好きな童謡など唄いながら
子どもと触れ合うことが出来ます。
幼稚園生もそれ以上の年齢のお子さんも楽しめます。
実は、生協の保養プロジェクトで親子遊びをした時
一番大喜びしたのは、母親に抱きついたりおんぶしたりした小学生の男の子でした。
親に抱きしめられ笑いかけてほしいのは こどもたちの純粋な想いです。
親の笑顔は子どもを幸せな気持ちにします。

どうぞ 手に取っていただけたら嬉しいです。
一冊の本を作るためにたくさんの方々が力を貸してくれました。
何度も親子遊びを実際に見学したり
素人の私にずっと寄り添ってくださった編集者さんのお蔭で
この本が出来上がりました。
福島県の在宅保育士の実践を、全国発信です。
どうか広まりますように…。
何処にも所属しない無名の在宅保育士の本ですが、
こどもたちが幸せになってほしいから
深い想いを込めて書きました。


まずは 白河の保育士さんたちに届きますようにと願っています。
また 保育士を目指す学生さんにも読んでもらいたいと思っています。
広報の仕方もわからない私です。
伝えるために 皆様のお力を どうぞお貸しください。
どうぞよろしくお願いいたします。


posted by niji at 21:28| Comment(0) | 日記