朝から、「春の嵐」のような
風と激しい雨。
えっ??っとびっくりなほどの悪天候の午前中。
昨日、たくさんの荷物を運び出してよかったと思える
朝でした。
外にちょっと出ただけでびしょびしょになるくらいだったので
引っ越しだったらカッパを着て荷物にシートをかけなければならずに
時間的にもかなり大変な引っ越しになったことでしょう。
今日は、午後から
最後のキッチン周りや玄関ドアなどを掃除して
大家さんに中を見てもらいカギをお渡しする約束の二時。
いつの間にか雨が上がり、すっかり晴れて暖かくなってきました。
なんて、不思議な天気。
ありがとう、私たちの新たな旅立ちを
応援してくれているような空。
障子を貼り、ふすまをはめ込んだ室内は
私たちが初めてここを見学させてもらった時より
10倍くらいはきれいになりました。
最初に私たちが見学に来た時は、靴下で中に入れるような状態でなく
靴の上にビニール袋をかぶせて恐る恐る入った家でしたから。
貸していた人がいなくなったということで
二年間空き家だったというけれど、薄暗くて
部屋中にたくさんの荷物が散らばっていました。
それでも子連れスタッフは、みんなで笑いあいながら
未来への希望を胸に頑張って荷物片づけや掃除を一か月近くしました。
壁を塗り床にシートを敷き、畳を入れ替えて…と
助成金を申請して約100万円かけて人が住めるように
したのですから。
出ていく時にはお借りした時よりもきれいにできてよかったです。
快く親子のためにこの場所を提供してくださったお気持ちに
心から感謝しています。
では・・・
サヨナラの前のお部屋を見てください。







私たちは、改めてまるで違う空間に驚きました。
とても静かな落ち着いた民家でした。
たんぽぽサロンのあたたかさは、みんなで作ってきたんだなぁと
気づきました。
主人公は、やはりここに集った親子だったのだと実感しました。
ありがとう皆さん。
やはり一番の環境は「人」なのですね。
たとえ 場所が変わっても
また一緒に心地よい空間を作り上げていこうと思えました。
大家さんに感謝をお伝えして
最後にみんなで みあげたおうちです。

撮った画像を見たら光が下りてきていて美しくて
感動しています。
大丈夫!私も もう泣きません。
明日があるから 前進します。
10年間頑張ってきてたくさんの人に出会えて幸せでした。
本当にありがとうございました。