2014年10月14日。
今から3年前の今日、私達は初めてプレーカーを見ました。
想像よりも小さくてかわいらしい黄色いワゴン車には
手作りの道具が山ほど積み込まれていました。
次々に見たこともないあったかい品々に
みんなでびっくりしました。
この車が震災後東北を走り回り
子ども達を笑顔にしていることを知り感激しました。
山ほどの夢がそこには詰まっていました。
仙台からやってきたプレーワーカーのぶんちゃに会ったのも
この日が初めてでした。
このプレーカーがどんな活動をしていて
私たち大人は何をしたらいいのか
みんなで真剣に説明を聴いているところです。
初対面だったから ちょっと緊張してるね。
ぶんちゃだけじゃない。
日本で初めての冒険遊び場「羽根木プレーパーク」の世話人で
NPO法人冒険遊び場づくり協会で
長年子どもの育ちを見守ってきた首藤さんとモナママも
世田谷からボランティアで駆けつけてくれました。
(この日だけでなく、当日も来てくださって
本当にありがとうございました)
思い出すと泣きそうになるくらい懐かしい
ワクワクとドキドキでいっぱいの日でした。
子どもたちがよろこぶ笑顔が見たくて
「プレーカーであそぼう」の打ち合わせ第1回目の日でした。

この活動だけにとどまらず
たんぽぽサロンがここまで来たのはこんな風にして
市内だけでなく、全国から応援してきてもらえたから
今があります。私達だけの力ではありません。
一人じゃここまで進めなかったです。
ずっとボランティアで心が折れそうな時に
支えてくれた県外の皆様への感謝を
忘れることはありません。
今もなお見返りなど求めることもなく
上から見下ろすこともなく
たんぽぽサロンという小さなくくりだけでなく……
虹の会が勝手にやっているということではなく……
白河の子ども達を応援してくださる方々が
たくさんいるということを親子にだけでなく
この地域の住民や行政関係の方々にも
私は伝え続けたいと思います。
ご縁は不思議なものですね。
繋がっているって、しあわせなことです。
出逢いは目に見えない財産だと思います。
いつかきっとご恩返ししたいです。
そんなことをしみじみ思う今日になりました。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
この日に集まっていたみんながいてくれたから
今日があります。
2013年10月、武蔵大学で、
首藤さんを紹介してくれた松田さん
ありがとう。ここで会えたね。
(一年後にプレーカーを呼べるようになりました。)
↓
http://www.gakkai.ac/omepjpn/?action=common_download_main&upload_id=2712
あの後、首藤さんは冒険遊び場づくり協会のお仲間と
たんぽぽサロンに来てくれて
あの後 私は羽根木プレーパークに遊びに行き
屋根によじ登って子ども達と笑って
一年かけて ようやくこの日を迎えました。
この打ち合わせの後…
べっこう飴に心躍らせた
「プレーカーであそぼう」の第一回目がスタートしました。
あの日に遊びに来てくれた親子の皆さんがいてくれたから
白河での活動は続いています。
子どもたちが自ら考えて夢中になって遊ぶ姿に
大人たちが子どもの育ちにとって必要なことに気づき
子ども達の笑顔に胸を熱くするあの瞬間の始まりの会議でした。
こういうことって、ついつい忘れてしまいます。
でも、あの時のことをふと思い出すと
鮮明に幸せな風景がこの胸の中に・・・・。
子ども達も、きっと何かの拍子に思い出すといいな。
思い出せなくても、お金では買うことが出来ない
心にまいた種は育っていると思います。
たまには…振り返るっていいことですね。
元気になります。