弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。
人間は元々弱い生き物なんです。
それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする。
強くなるということは鈍くなるということなんです。
痛みに鈍感になるということなんです。
自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する。
痛みに鈍感になり優しさを失う。
いいんですよ、弱いまんまで。
自分の弱さと向き合い、それを大事になさい。
人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも…。
弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。
<TBSドラマ『聖者の行進』(脚本:野島伸司)で老いぼれ弁護士( 宇野淳市)を演じたいかりや長介さんのセリフ>

そう思えたら、気持ちが楽になるような気がします。
たんぽぽサロンに集う皆さんが
無理して強くなろうとせずに、
(そのままの自分でいいんだなあ)と深呼吸できたらいいな。
人の痛みが感じとれるって、大事なこと。
私たちも
出会いに感謝しながら
笑顔で過ごせる居場所作りをしていきます。